11月25日は、「ユプシロン」第6号の発売です。
小林かんなさん、仲田陽子さん、中田美子さん、岡田由季さんの4人による俳句作品集「ユプシロン」も、今年で6冊目。
各人50句、今号も読み応えのある作品が揃っています。
自選3句をお寄せいただきました。
もぎたてのレタスのような拒否にあう 小林かんな
またの世は君をかき消す夕立に
にんじんの太くて書架にトルストイ
気づくまで消失点の桜かな 仲田陽子
スプーンの四角く平ら夏座敷
初夢の父土地勘があるらしき
夏燕光る破片を身にひそめ 中田美子
象使い五人で円座日雷
黄落のあちらこちらに庭師立つ
七月の水を渡りてピカソ展 岡田由季
数へ日の母はさつさと助手席に
土蛙三日続けて遇へば友
惹かれる句がたくさんあり、もっとご紹介したいところですが、
是非手に取って、お読みいただきたいと思います。
今号の表紙は群青で~!と製作したのですが・・・これは・・・紫?
「ユプシロン」第6号は、お近くの書店やAmazon等ネット書店で注文・購入できます。
(11月25日までは予約受付です)
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