季語情況論―久保純夫第十五句集―

季語情況論―久保純夫第十五句集―

久保純夫・著

季語は約束事もしくは虚構である。ここには状況と情況が同時に存在する。つまり過去・現在・未来が内包されていることになる。そう考えると有季は例外なく無季である。『季語情況論』は無季俳句作品集ということになる――

【著者紹介】昭和24年(1949)、大阪府生まれ。立命館大学文学部卒。昭和46年「花曜」入会。鈴木六林男に師事。平成16年「花曜」終刊。18年同人誌「光芒」創刊。発行人。20年「光芒」終刊。25年個人誌「儒艮」創刊。昭和61年6人の会賞受賞。平成5年第42回現代俳句協会賞受賞。句集『瑠璃薔薇館』『水渉記』『聖樹』『熊野集』『比翼連理』『光悦』『フォーシーズンズ++』『日本文化史観』『四照花亭日乗』『HIDEAWAY』『定点観測―櫻まみれ』『植物圖鑑』『動物圖鑑』、評論集『スワンの不安』等。
現在、一般社団法人現代俳句協会副会長。関西現代俳句協会会長。西東三鬼賞選考委員。鈴木六林男賞選考委員。個人誌「儒艮」代表。

A5判 54ページ
定価 本体1000円(税別)
発行 儒艮の会
発売 小さ子社
2024年6月20日発行
ISBN:9784909782779


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