金髪のトップホスト飯島勇司は、喧嘩っ早い性格でまわりとのトラブルが絶えない。そんな『金のライオン』が、偶然のきっかけで介護職員として働くことになった。正解も不正解もない介護の世界で、不器用ながら奮闘する日々。その時、勇司の前に現れたある出会いが、勇司に『ライオン』としての輝きをもたらす――
髙田充著『介護ライオン』。198ページの中編。
主人公と周囲の人々がお互いに影響しあいながら変化していく様子が丁寧に表現されています。
著者は自身もソーシャルワーカー。人物造形も多彩で、作中の出来事に臨場感があり、最初に原稿をいただいた時一気に読んでしまいました。
プリント・オン・デマンド出版の本です。以下の書店で購入できます。